一昨日?(日にちの感覚がおぼろげ)から初回限定リリースをしていた、
短答過去問21年分・全肢解説「不正競争防止法」
(略称「全肢過去問集」)
ですが、今月31日(金)24時をもって配布を終了します
「げ、このメール/ページを開いたのが23時だった!欲しかったのに (泣」
という場合は、ひとまずページをサササーっと最後までスクロールして、決済ページに進んでいただければ幸いです
今回もまずは教材の公表権を留保することに加え、短答の過去問に関する質問対応もするため、ごく少数の部数しかお渡しできませんが、
「残りの部数はmedyを通じて先着順でお届けする」
ことにしました
なお第1章(66ページ分)の無料サンプルをご請求したのにまだ届かない方へは、このレターの後に本日中に個別にメールを差し上げます
(以下のメッセージは第1章のサンプルをすでに受け取ってる方々にお送りしたメールと重複しますが、画像を入れつつ内容を見直してます)
1. 今回の教材を作成した経緯
今回の教材は、受験生から、
「短答式試験対策は何かないのでしょうか?」
という主旨のおたずねをいただくことが多かったので作ることにしました
短答式試験対策としては、市販されている"体系別"*の過去問集で問題演習をすることがスタンダードです
(*「体系別」と称していても不十分だと考えるので""をつけています/詳細は後述してます)
でも、自分の受験生時代を冷静に振り返えってみると、"体系別"の過去問集をメインに使っていた時は合格点に届きませんでした
僕が短答式試験に合格できたのは、
「1問1答形式の枝別問題集をメイン教材に切り替えた」
ことが「最大の理由」です
ちなみに、(前も紹介しましたが)当時使っていた教材は以下のシリーズです
- 自分が使っていた過去問集のスタイルを参考にしつつ、
- 最新の過去問をもれなく収載するとともに、
- 令和5年の本試験時点で施行されている法改正に対応した
フルバージョンを自作しました
2. 1肢ごとに「規範⇒あてはめ⇒結論」で解説
今回の肢別過去問集の特徴の1つは、1つ1つの選択肢について、
「規範⇒あてはめ⇒結論」の法的3段論法で解説をしている
ことです
ページのサンプルを載せますね
市販されている過去問集だと、大問1問(選択肢は通常5つ)あたり1~2ページの解説ですが、今回の肢別過去問集は、1ページで解説している「選択肢」が平均3肢程度です
(上記のように、1ページで1肢しか解説していないこともあります)
市販されている過去問集は、紙面の都合で、
"根拠条文に毛が生えた程度の断定的な結論のみ"
が「解説」とされているのも仕方がないことです
しかし、短答式試験の本番において「合格者の頭の中」で考えられていることは、
問題文を読み、
↓
関連する規範を思い出し、
↓
設問の事例にあてはめて、
↓
結論を出し、
↓
正誤判断をする
という、正答に至るまでの一連のプロセスです
今回の肢別過去問集では、この「合格者の頭の中」すなわち正答に至るまでの思考のプロセスを可能な限り忠実に紙面に再現しました
問題が異なっていても、同じ出題テーマであれば同じ規範(=条文・判例)を思い出すのですから、その規範は省略することなく、毎回掲載しています
この規範部分が繰り返されることはまどろっこしいと感じることがあるかもしれませんが、
「規範を繰り返し思い出す」
ことこそが、短答式試験の「合格者の頭の中」で起こっていることであり、かつ、
「不合格者の頭の中では起こっていないこと」
だと言えます
解説のうち、規範部分は"繰り返し接触"していくうちに記憶に定着することが期待できます
最終的には解説も飛ばし読みすることなるはずですが、「読み飛ばしても理解ができる」状態こそ、記憶に定着してきた証ですので、どうか粘り強く問題演習を反復してください
「過去問演習だけだと条文を読み込まない」
という懸念をいだかれる場合もあるようですが、今回リリースした肢別過去問集ならば、解説を通じて条文の接触頻度はイヤでも上がりますから、この心配はご無用です
(解答に必要な規範は繰り返し登場させることで、記憶の定着を図ります)
むしろ、問題演習を通じて条文・判例の知識に揺さぶりをかけることこそが記憶定着に効果的であることから、条文の読み込みオンリィよりも、知識の定着度合はまさっているでしょう
そのほかにも、今回の肢別過去問集は市販の過去問集のウィークポイントをことごとく潰してあります
残りの特徴も、1つ1つ説明していきます
3. 条文・判例・逐条解説のみに解答根拠を絞った解説
市販の過去問集は、解答根拠としていくつもの基本書(専門書)の記載が引用されていることが多いです
短答式試験では、これらの基本書(専門書)を学んでいないと、得点を取ることは不可能なのでしょうか?
そんなことは決してありません
今回リリースする肢別過去問集では、
- 条文
- 判例
に基づいて正誤判断できる問題については、すべて条文・判例に基づいた解説をしています
また、条文・判例の理解のみでは説明がしづらい問題も、『逐条解説』の記載に基づいた解説を心がけました
実際に『逐条解説』以外の基本書を解答根拠として引用したのは、全463肢中、1肢のみです
この方針によって、受験生の学習範囲を極限まで限定することに成功しています
市販の過去問集の解説を読んで、受験生としては読むことのない基本書(専門書)が引用されているのを見てモヤモヤする感情とは今回でオサラバできます
条文・判例・逐条解説に絞って重点的に学習することで、本試験レベルのどんな問題も正答できることを実感してください
4. 複数の問題に応用が利く判例を厳選して解説
解答の根拠として判例を紹介する際も、その数をむやみに増やさないように厳選しました
このセレクトによって判例学習の負担も削減しています
なお、紹介した判例について、最高裁が判決の全文を公開しているものはすべてリンクを貼っています
これにより、もしも解説のみでは理解が足りないと感じた場合は原典にさかのぼって学習できるようにしています
(最高裁の公式サイトで入手できる判例にはリンクを貼っています)
5. 過去21年分の全選択肢*を解説
不正競争防止法は、平成14年~令和4年の21年分の過去問すべて*を掲載しています
法改正を経て、当時の問題文のままでは解答できない問題も安易にボツにはせず、問題文を加筆修正して収載しました
*結果として、平成25年の問59・枝3の1枝のみボツにしました
ちなみに「問59・枝3」は以下のような問題です
---
海賊版のソフトウェアを購入して使用する行為は、不正競争とならない。
---
逆に言うと、上記の1枝をのぞく全ての選択肢を収載しましたから、過去問だけで十分な問題演習ができます
5月に行われる来年の短答式試験の本試験当日に、
- 入手できる過去問はすべて問題演習した受験生
- 入手できる過去問すら、やり残している受験生
どちらが自信をもって受験に臨めるか、想像するのは難しくはないはずです
今回の教材を通じて提供したいのは、過去問演習を通じた実力を錬成する機会であることはもちろんのこと、
「自分はやりきったんだ」
という揺るがない自信です
今回の教材を通じて、この自信を手に入れてください
6. 【肢別 x 体系別】で効率的・重点な実力強化が可能
従来の過去問集は、「体系別」と称しているものの、
[1] 商品等表示
[2] 商品形態
[3] 不正競争全般
[4] 差止・損害賠償等
といった、ザックリすぎる分類がなされているにすぎませんでした
こうしたザックリとした分類で、かつ、5肢択一で演習しても、自分の弱点を的確に把握することは極めて困難です
今回リリースする肢別過去問集では、不正競争防止法の過去問を、
【1】商品等表示
【2】商品形態
【3】営業秘密
【4】限定提供データ
【5】技術的制限手段
【6】ドメイン
【7】品質等誤認惹起
【8】信用毀損行為
【9】代理人等の商標冒用
【10】適用除外
【11】外国国旗等の無断使用
【12】外国公務員への不正利益供与
【13】民事上の請求
【14】消滅時効
【15】損害額の推定
【16】民事訴訟手続の特則
【17】刑事罰
の17テーマに細分化して収載しています
これによって、類題を重点的に演習すること通じて、頻出テーマを1つ1つ精密に攻略することを可能としています
すでに今回の教材を使いはじめている現役の受験生から、
「似た問題が固まって掲載されているから、解けることが実感しやすい」
と、現役の受験生から評価してもらえました
(ねらい通りでよかったです)
また、細分化されたテーマごとに過去問演習をすることによって、自分の弱点も浮き彫りになりますから、効果的な弱点補強・実力強化ができます
7. 「メイン教材」としての使用に耐えうる1冊
今回の肢別過去問集は、上述した、
- 1肢ごとの「規範⇒あてはめ⇒結論」の解説
- 条文/判例/逐条解説のみに解答根拠を絞った解説
- 複数の問題に応用が利く判例を厳選して解説
- 過去21年分の全選択肢を解説
- 【肢別 x 体系別】で効率的・重点な実力強化が可能
といった特徴を備えることによって、380ページのボリュームとなりました
ページ数が多くても、やってほしいことは、
「肢別の過去問演習 ⇒ 解説を読む」
と、非常にシンプルです
そして、ページ数が多い分、
「この1冊を仕上げれば高得点が可能だ」
と、誰もが思うだろう教材として作りこんであります
不正競争防止法の得点をとるためだけのために、
- 複数の教材に手を広げたり、
- 講義を聴く時間をかけたり、
- オプションの講座を受講したり、
といった、過大な負担とは今日をもって決別してもらいたいと願っています
8. 教材をさらに補強するための「5つのスペシャル特典」
これまで述べたように、今回の肢別過去問集は、
「この教材をやりこんで得点できないなら、短答式試験の合格はあきらめてください」
と言えるほどの自信作です
この思いを現役の受験生であるあなたとも共有したいので、教材を補強するための「スペシャルな特典を5つ」用意します
(1). 空所補充問題を攻略するための特別講義
今回の肢別過去問集は、択一式の過去問のみを収載しています
一方で、過去の本試験問題では空所補充問題も出題されています
この空所補充問題は、従来の過去問集では、
「問題と解答とを載せるのみ」
でした
たしかに空所補充問題の解き方の解説は、紙面で再現するのは難しいことは否めないです
このため、空所補充問題の過去問は今回の教材には収載せず、特別講義として別途収録し動画でシェアすることにします
(2). 最新のガイダンス動画で不競法の短答攻略法を指南
今回の肢別過去問集を効果的に使ってもらうために、不競法の出題傾向を紹介したガイダンス動画を新たに収録し、こちらも動画をシェアします
過去に出題数が多い問題は今後も出題が予想されるという全体的な傾向以外にも、「このテーマの出題は意外と多い」・「時間がない時はこのテーマに絞って」というポイントに言及します
(3). 17の出題テーマごとのミニ講義
ガイダンス動画に加えて、
【1】商品等表示
【2】商品形態
【3】営業秘密
【4】限定提供データ
【5】技術的制限手段
【6】ドメイン
【7】品質等誤認惹起
【8】信用毀損行為
【9】代理人等の商標冒用
【10】適用除外
【11】外国国旗等の無断使用
【12】外国公務員への不正利益供与
【13】民事上の請求
【14】消滅時効
【15】損害額の推定
【16】民事訴訟手続の特則
【17】刑事罰
の、17の細分化されたテーマごとに出題傾向や学習ポイントを解説するミニ講義を収録し、こちらも動画でシェアします
このミニ講義によって、メリハリをつけて過去問演習を終わらせることを実現します
(4). 不明点の質問/回答をシェアするグループへの招待
今回の肢別過去問集を使って過去問演習をするにあたって、疑問点や分からないことが生じた場合に備えて、質問/回答をシェアするグループに招待します
この質問/回答は、上記のミニ講義のコメント欄にて参加者限定で展開しますから、参加にあたって特別な準備は必要ありません
さらに説明が必要なことがあるのならば、遠慮なく質問をお寄せください
ドキュメントベースの教材に加えて、
「講義+質問対応」
をも提供することで、
「この教材をやりこんで得点できないなら、短答式試験の合格はあきらめてください」
という思いを、ゆるぎのないものにします
(*なお、質問対応は、令和5年度の短答式試験までの提供です)
(5). シリーズの続編は優先的にご案内
短答式試験で合格するためには、「不正競争防止法」以外の得点も必要であることは言うまでもありません
今回の全肢解説のラインナップをすべての科目についてそろえるべく、続編の作成に着手しています
今後の刊行予定は、
- 条約(1) パリ/TRIPS協定
- 条約(2) PCT/ジュネーブ/マドプロ/その他の条約
- 著作権法
と続ける計画です
(特実意商は、条約・著作権法を刊行した後に着手予定ですが、「特許の審判だけ先にほしい」というリクエストもあるため、刊行計画は考え中です)
冒頭で述べたように、今回の肢別過去問集は配布部数をごく少数に限定しますが、今回の「不正競争防止法」をお求めの受験生には、続編の刊行の際には最優先でご案内をいたします
配布部数をごく少数に限定する都合上、他の法域のご案内・入手は、今回の「不正競争防止法」をお求めの受験生のみとなることも想定されます
予めご了承くださいませ
(具体的な今後の刊行スケジュールはこのレターの追伸で言及します)
9. ご注意いただきたいことがあります
上述した「5つのスペシャル特典」は、弁理士試験の現役の受験生のみに提供します
そのため、特典をご案内する際して、「過去の本試験における受験番号」の入力をお願いします
(詳細は決済後の「ご案内」に記載いたします)
したがいまして、現役の受験生であっても、
- 過去に本試験を受験したことのない方
- 過去の自分の受験番号をフォームを通じて入力/送信できない方
へは、いずれの特典も提供することが叶いません
お求めの際には十分にご注意くださいますようお願いいたします
10. 配布部数の限定について
繰り返しになりますが、今回の教材は、特典で個別の質問対応をお付けすることもあって、配布部数を限定いたします
また、少なくともこのたびの初回リリースでは提供するすべてのコンテンツについての公表権を留保するため、
「未公表と評価される程度の部数しか配布しない」
ことに決めています
具体的な数字としては、20部を超えれば、30部に到達する前の段階で予告なく提供を停止いたします
また、お求めくださった方への特典提供と質問対応、さらには続編の完成に集中するため、初回リリースの期間を2022年12月31日までの3日間限定といたします
また、この期限の到達前に予定する配布数に到達した場合は、予告なく配布ページの公開を終了いたします
いずれにせよ「あと数部」「残り2時間ちょい」で配布終了ですから、
正解の選択肢をスパッと選ぶがごとく
決済ページに進んでもらえればと思います
11. 提供価格に関するご案内です
最後に提供価格のご案内ですが、価格を決定するにあたっては僕が受験生時代に使っていた『肢別問題集』の値段を参考にしました
このレターの前半で言及したリンク先にもあるように、『肢別問題集』の不正競争防止法・著作権法は、当時は6,380円でした
2科目分ですから1科目あたりは半額の3,190円ですが、刊行されたのが2006年11月であり、収録されている過去問は「平成14~18年」の5年分です
一方で、今回の肢別過去問集で収載した過去問は、
「平成14年~令和4年」の21年分
ですから、単純計算で、
3,190円 x (21年/5年) = 13,398 円
この金額をひとまずの【参考】にしています
2006年というと15年以上前であり、昨今の物価上昇も考えると正規価格をこの金額以下に下げることは難しいです
さらに、今回はコンテンツを渡して終わりではなく少なくとも合計19本の動画の講義や質問対応をも提供するので、
「過去問集」を超えた「学習環境の提供」
だと考えると、どう計算しても13,398円は上回らざるを得ません
とはいえ、刊行をお待たせしてしまった後ろめたさに加え、価格の計算が元来ニガテであることもあって(汗)、リリース当初の価格はリンク先の通りに設定しました
3月末まで限定【第2版リリース】弁理士・短答式過去問22年分「全肢解説」(不正競争防止法)
⇒ https://elu.jp/item/jdOiZ0MCMhe1dOIpCWDk
すでに、
「価格設定を間違えたな」(泣
ことには気づいているため、この価格での提供は本日をもって終了です
再公開の時期は未定ですが、もし再公開する場合も一切ためらうことなく値上げして再公開としますので、年内にお求めいただいたほうがオトクです
それでは、歳の瀬にもかかわらず、このメールをご確認くださいましたことに感謝いたします
末筆になりましたが、このメッセージがあなたの受験勉強のお役に立てること、そしてあなたが弁理士試験で最終合格できることを心から願っています
2023年が弁理士試験の短答式試験を受験する最後の1年となりますように
3月末まで限定【第2版リリース】弁理士・短答式過去問22年分「全肢解説」(不正競争防止法)
⇒ https://elu.jp/item/jdOiZ0MCMhe1dOIpCWDk
それでは、本日も最後まで読んでくださいましてありがとうございました
追伸:
今回のレターも、随所にハイライトを入れてより伝わりやすいメッセージにしました
メールの末尾の、
をクリックして、ブラウザにて完全版を読んでいただければ幸いです
追伸2:
短答過去問21年分『全肢解説』(肢別過去問集)の、他の科目の具体的にリリース予定については、