いつもお読みくださいましてありがとうございます
冒頭は事務的なご連絡なのですが、先月末に限定リリースした、
短答過去問22年分・全肢解説「パリ条約・TRIPS協定」編
⇒ https://benrishi.medy.jp/p/6cd69f46-020d-4b8a-b07a-2b8d098f4a64
の初版に残っていた誤植を修正した第2版ができました
この第2版は、初版をお求めくださった受験生へお渡ししています
もしも今年が初受験で、特典請求できなかった(=入力する、過去の自分の受験番号がない)という場合は、
まで、決済してくださった方の情報をお知らせください
ご登録内容が真正であることを確認した後に、個別にお送りします
『弁理士・短答式 過去問22年分の全肢解説(PCT/ジュネーブ/マドプロ)』ができました
本題ですが、「不競法」・「パリ/TRIPS」に続く第3弾として、待望の、
『弁理士・短答式 過去問22年分の全肢解説(PCT/ジュネーブ/マドプロ)』
の初回リリース、限定配布の準備が整いました
すでに、全肢解説を使っている現役受験生からは、
「市販の過去問集より100倍わかりやすい」
と最高の評価をいただいています
例年3月は、受験生が短答の模試を受けて、
「条約の得点の底上げ」
を課題として感じる時期です
その条約の中でもPCTは10点中5点は出題されますから、重点的に対策したい単元です
ありがたいことに、3月に入ってこのレターの新規の読者さんも増えたので、あためて「全肢解説シリーズ」の作成したいきさつをお話させてください
1. 今回の教材を作成した経緯
今回の教材は、受験生から、
「短答式試験対策は何かないのでしょうか?」
という主旨のおたずねをいただくことが多かったので、作ることにしました
短答式試験対策としては、市販されている体系別()の過去問集で問題演習をすることがスタンダードです
でも、自分の受験生時代を冷静に振り返えってみると、体系別の過去問集をメインに使っていた時は合格点に届きませんでした
僕が短答式試験に合格できたのは、1問1答形式の枝別問題集をメイン教材に切り替えたことが「最大の勝因」です
ちなみに、(前も紹介しましたが)当時使っていた教材は以下のシリーズです
(画像の引用元はコチラ)
残念ながら、この問題集は現在は絶版になっていますし、たとえ入手できたとしても当然ながら最新の過去問・法改正には未対応です
そのため、自分が使っていた問題集のスタイルを参考にしつつ、最新の過去問をもれなく収載するとともに、令和5年の本試験時点で施行されている法改正・規則改正に対応したフルバージョンを自作しました
2. 1肢ごとに「規範⇒あてはめ⇒結論」で解説
今回の肢別過去問集の特徴の1つは、1つ1つの選択肢について、
「規範⇒あてはめ⇒結論」
の法的3段論法で解説をしていることです
市販されている過去問集は、紙面の都合で、
"根拠条文に毛が生えた程度の断定的な結論のみ"
が「解説」とされていることが目につきます
しかし、短答式試験の本番において「合格者の頭の中」で考えられていることは、
問題文を読み、
↓
関連する規範を思い出し、
↓
設問の事例にあてはめて、
↓
結論を出し、
↓
正誤判断をする
という一連のプロセスです
今回の肢別過去問集では、この「合格者の頭の中」すなわち正答に至るまでの思考のプロセスを可能な限り忠実に紙面に再現しました
問題が異なっていても、同じ出題テーマであれば同じ規範(=条文・判例)を思い出すのですから、その規範は省略することなく、毎回掲載しています
この規範部分が繰り返されることはまどろっこしいと感じることがあるかもしれませんが、
「規範を繰り返し思い出す」
ことこそが、短答式試験の「合格者の頭の中」で起こっていることであり、かつ、
「不合格者の頭の中では起こっていないこと」
だと言えます
解説のうち、規範部分は"繰り返し接触"していくうちに記憶に定着することが期待できます
最終的には読み飛ばすことなるはずですが、「読み飛ばしても理解ができる」状態こそ、記憶に定着してきた証ですので、どうか粘り強く問題演習を反復してください
そのほかにも、今回の肢別過去問集は市販の過去問集のウィークポイントをことごとく潰してあります
残りの特徴も、1つ1つ説明していきます
3. 条文・逐条解説*のみに解答根拠を絞った解説
市販の過去問集は、解答根拠としていくつもの基本書(専門書)の記載が引用されていることが多いです
短答式試験では、これらの基本書(専門書)を学んでいないと、得点を取ることは不可能なのでしょうか?
そんなことは決してありません
今回リリースする肢別過去問集では、全問について条文に基づいた解説をしています
この方針によって、受験生の学習範囲を極限まで限定することに成功しています
市販の過去問集の解説を読んで、受験生としては読むことのない基本書(専門書)が引用されているのを見てモヤモヤする感情とは今回でオサラバです
条文・逐条解説*に絞って重点的に学習することで、正答できることを実感してください
*『逐条解説』は、主として「国際出願法」の解説において参照しています
4. 過去22年分の全選択肢*を解説
第3弾の条約「PCT/ジュネーブ/マドプロ」編は、平成14年分のすべて*を掲載しています
また、市販の過去問集には載っていない、
「平成29年の追試」
についても【すべての問題】を収録、詳細に解説しています
もちろん、法改正を経て当時の問題文のままでは解答できない問題がないかは全問チェックしています
*結果として、平成15年・第17問・枝2の1肢を除いた、
・PCT:441肢
・ジュネーブ改正協定:24肢
・マドリッド協定議定書:50肢
の「合計 515肢」を徹底解説しましたから、本試験の過去問だけで十分な問題演習ができます
5. 最新の法改正・規則改正に対応
収載したいずれの問題も、令和5年の本試験当日に施行されている規定の改正に対応しています
6. 【肢別 x 体系別】で効率的・重点な実力強化が可能
従来の過去問集は、「体系別」と称しているものの、
[1] 特許協力条約
[2] 国際出願法
といった、「体系別」とは名ばかりの「科目別の区分け」がなされているにすぎませんでした
こうしたザックリとした区分けで、かつ、5肢択一で演習したとしても、自分の弱点を的確に把握することは、
「極めて困難」
です
「ぼやーっと問題演習」したら、模試でも本試でも、「ぼやーっとした低い得点」しか取れません
(思い当たることはありませんか?)
今回リリースする肢別過去問集では、「PCT/ジュネーブ/マドプロ」の過去問を、
【18】定義・共通規定・管理規定
【19】出願資格・出願人・代理人
【20】国際出願
【21】国際出願日の認定
【22】受理官庁
【23】優先権の主張
【24】国際調査
【25】補充国際調査
【26】国際公開
【27】国際予備審査の請求
【28】国際予備審査
【29】19条補正
【30】34条補正
【31】取下げ
【32】国内的要件・国内移行
【33】国際出願法
【34】ハーグ
【35】マドプロ(権利化前)
【36】マドプロ(権利化後)
の17テーマに細分化して収載しています
これによって、類題を重点的に演習すること通じ、頻出テーマを1つ1つ精密に攻略することを可能としています
また、細分化されたテーマごとに過去問演習をすることにより、
「自分の弱点が浮き彫り」
になりますから、効果的な弱点補強・実力強化ができます
7. 「メイン教材」としての使用に耐えうる1冊
今回の肢別過去問集は、上述した、
・1肢ごとの「規範⇒あてはめ⇒結論」の解説
・条文/逐条解説のみに解答根拠を絞った解説
・過去22年分の全選択肢を解説
・【肢別 x 体系別】で効率的・重点な実力強化が可能
といった特長を備えることによって、242ページの大ボリュームとなりました
ページ数が多くても、やってほしいことは、
「肢別の過去問演習 ⇒ 解説を読む」
と、非常にシンプルです
そして、ページ数が多い分、
「この1冊を仕上げれば高得点が可能だ」
と、誰もが思うだろう教材として作りこんであります
「PCT/ジュネーブ/マドプロ」の得点をとるためだけのために、
基本書を読んだり、
複数の教材に手を広げたり、
講義を聴く時間をかけたり、
オプションの講座を直前に追加で受講したり、
といった過大な負担とは今日をもって決別してもらいたいと願っています
8. 教材をさらに補強するための「3つのスペシャル特典」
これまで述べたように、今回の肢別過去問集は、
「この教材をやりこんで得点できないなら、短答式試験の合格はあきらめてください」
と言えるほどの自信作です
この思いを現役の受験生であるあなたとも共有したいので、教材を補強するための「スペシャルな特典を3つ」用意します
(1). 最新のガイダンス動画で「PCT/ジュネーブ/マドプロ」の短答攻略法を指南
今回の肢別過去問集を効果的に使ってもらうために、「PCT/ジュネーブ/マドプロ」の出題傾向を紹介したガイダンス動画を新たに収録し、シェアします
なお、今回取り扱った、「PCT/ジュネーブ/マドプロ」は、いずれも手続に関する条約のため、ガイダンス動画(ミニマム講義)はテーマ別ではなく、「全体構造編」 で、手続の流れも含めた解説をしようと考えています
(2). 不明点の質問/回答をシェアするグループへの招待
今回の肢別過去問集を使って過去問演習をするにあたって、疑問点や分からないことが生じた場合に備えて、質問/回答をシェアするグループにご招待します
この質問/回答は、上記のミニマム講義のコメント欄にて参加者限定で展開しますから、参加にあたって特別な準備は必要ありません
さらに説明が必要なことがあるのならば、遠慮なく質問をお寄せください
教材に加えて、
「講義+質問対応」
をも提供することで、
「この教材をやりこんで得点できないなら、短答式試験の合格はあきらめてください」
という自信を、ゆるぎのないものにします
*質問対応は、令和5年度の短答式試験までの提供です
(3). シリーズの続編は優先的にご案内
短答式試験で合格するためには、「PCT/ジュネーブ/マドプロ」以外の得点も必要であることは言うまでもありません
今回の全肢解説のラインナップをすべての科目についてそろえるべく、続編の作成に着手しています
令和5年の本試験の合格を見据えた今後の刊行予定は、
・著作権法
・審判手続 (特許)
と続ける計画です
後述するように、今回の肢別過去問集は配布部数をごく少数に限定していますが、今回の「PCT/ジュネーブ/マドプロ」をお求めの受験生には、続編の刊行の際には最優先でご案内をいたします
配布部数をごく少数に限定する都合上、とりわけ多くの受験生のお求めが予想される、
今回の「PCT」編
以後は、続編を入手できるのはこれまでの教材をお求めの受験生のみとなることも想定されます
予めご了承くださいませ
--------
ご注意
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上述した「3つのスペシャル特典」は、弁理士試験の現役の受験生のみに提供します
そのため、特典をご案内する際して、「過去の本試験における受験番号」の入力をお願いします
(詳細は決済後の「ご案内」に記載いたします)
したがいまして、現役の受験生であっても、
・過去に本試験を受験したことのない方
・過去の自分の受験番号をフォームを通じて入力/送信できない方
へは、いずれの特典も提供することが叶いません
お求めの際には十分にご注意くださいますようお願いいたします
9. 頒布部数の限定について
今回の教材は、特典で個別の質問対応をお付けすることもあって、配布部数を限定いたします
また、少なくとも今回のリリースでは提供するすべてのコンテンツについての公表権を留保するため、
「未公表と評価される程度の部数しか配布しない」
ことに決めています
具体的な数字としては、20部を超えれば、30部に到達する前の段階で予告なく提供を停止いたします
また、お求めくださった方への特典提供と質問対応、さらには続編の完成に集中するため、
「配布期間を2023年3月31日(金)まで」
の残り4日間限定といたします
ただし、この期限の到達前に予定する頒布数に到達した場合は、予告なく配布ページの公開を終了いたします
10. 提供価格に関するご案内です
最後に提供価格のご案内ですが、価格を決定するにあたっては、僕が受験生時代に使っていた『枝別問題集』の値段を参考にしました
前半で言及したリンク先にもあるように、『枝別問題集』の不正競争防止法・著作権法は、当時は6,380円でした
もっとも上記の問題集が刊行されたのが2006年11月であり、収録されている過去問は、
「平成14~18年」
の5年分です
一方で、今回の肢別過去問集で収載した過去問は、
「平成14年~令和4年」+平成29年の追試
の22年分ですから、単純計算で、
3,190円 x (22年/5年) = 【14,036 円】
この金額をひとまずの【参考】にしています
ただ、今回はコンテンツを渡して終わりではなく質問対応も提供するので、
「過去問集」を超えた「学習環境の提供」
だと考えると、どう計算しても【14,036 円】は上回らざるを得ません
とはいえ、
・第1弾・第2弾と価格の算出根拠をそろえたい
・価格の計算が元来ニガテである
という思いもあいまって(汗)、本日このレターでご案内するリリース当初の価格はリンク先の通りに設定しました
『弁理士・短答式 過去問22年分の全肢解説 (PCT/ジュネーブ/マドプロ)』
⇒ https://elu.jp/item/rZ1RAIrFyc3KkyCVaEpc
なお、価格算出の根拠は、
第1弾が「464」肢
第2弾が「446」肢
の収載だったのに対し、
第3弾 は「515」肢
と、収録した問題が【13.2%ほど増えている】ことと、数次の規則の改正に対応した負担分を鑑みて設定しています
また、
「価格設定を間違えたな」
と気づいた段階でこのページの公開は終了し、一切ためらうことなく値上げをしますので、お早めにお求めいただいたほうがオトクです
(明日に目が覚めたら、その日のうちに価格の見直しをします)
註:提供するコンテンツは、
第1弾の「不競法」・第2弾の「パリ/TRIPS」と同様に未公表とするため、今回のリリース後は、
・配布予定数の上限
・今月末までの配布期間
のいずれかに達した時点で、ページを閉じます
1日でも早く、弁理士試験の最難関である「PCT」の総仕上げに着手するために、お早めにお求めくださいね
以上、弁理士試験の直前期の突入直前にもかかわらず、
このメールをご確認くださいましたことに感謝いたします
末筆になりましたが、このメッセージが
あなたの受験勉強のお役に立てること、
そしてあなたが弁理士試験で
最終合格できることを心から願っています
2023年が弁理士試験の短答式試験を受験する最後の1年となりますように
『弁理士・短答式 過去問22年分の全肢解説 (PCT/ジュネーブ/マドプロ)』
⇒ https://elu.jp/item/rZ1RAIrFyc3KkyCVaEpc
それでは、最後までお読みくださいましてありがとうございました
追伸:
すでにお求めの現役受験生は、既刊も全部入手して過去問演習に日夜励んでくださっているようなので、既刊をまとめて入手できるページもご用意しました
まとめて決済してくださった分、単品で入手するよりもお値段はさらにお求めやすくしています
【3月末まで限定】弁理士・短答式過去問22年分「全肢解説」
(条約・不競セット)
⇒ https://elu.jp/item/z1J0h9WAhQhp5m5YiORW
【3月末まで限定】弁理士・短答式過去問22年分「全肢解説」
(条約すべて)
⇒ https://elu.jp/item/ihFjOWZb93HdzvidU6Th
既刊の内容・特典の詳細については、以下ののバックナンバをお読みください
(単品のお求めもできるようにしています)
追伸2:
提供するいずれの教材も、お渡しする時点では未公表であり、ファイルの公表権は著作者が留保しています
入手したファイルを第三者が開けるようにする一切の行為はお控えくださいますようお願いいたします
追伸3:【最後に】
上述したように、市販の過去問集は「体系別」とは名ばかりの、
「とにかくヌルすぎる区分け」
なので、そんな教材を使ってぼやーっと過去問演習したところで、
・理解が深まらない
・自分の弱点/ニガテが把握できない
・「理解できた内容」がなにか分からない
と、いいことなんて1つもなかったです
現に僕も、市販の5肢択一の過去問集を使ってた時は、短答式試験に落ち続けました
不合格だった時の最高点が、36点だったかな、翌年の合格を目指して、肢別の過去問集に
切り替えて、その年の本試験で、
「51点」
でした
弁理士試験の短答合格率は9~10%であることを考えると、
ーーー
市販の過去問集で勉強してる受験生の10人に1人は、"今年も再び不合格"
ーーー
シビアですがこれが現実ですよね
このレターを読んでくださってるあなたには、どうか今年の本試験で短答合格を決めてほしい、
「10人に1人の短答合格者」
に入ってほしい、これは僕の切実な願いです
この願いは実らせたい
そのため、今回の条約編でも、第1弾の不競法、に引き続いて、
・動画の講義
・質問対応
・そのほかの特典
を通じて、あなたの過去問学習を強力にバックアップしていきます
今回リリースした肢別過去問集を使って、「条約」も今年の短答式試験の得点源にしていきましょう