【参加エントリィは明日から】  「答案練習場」セカンド・シーズンの7つの特長をお伝えします

【参加エントリィは明日から】  「答案練習場」セカンド・シーズンの7つの特長をお伝えします

「答案練習場」のご参加は、明日6日(水)から3日間限定で募集します

2023/9/5

いつもありがとうございます
冒頭、お寄せいただいたおたずねに回答しますね
いつも拝見しています。 答案練習場に参加したかったのですが、募集に関してはレターで案内が届くと思っていたため、見逃してしまいました。 もし第二学期の募集などがありましたら、参加したいです。
前回のレターでは分かりにくくて申し訳なかったのですが、来年度の論文式試験の合格ための「答案練習場」セカンド・シーズンの募集はこれからです
前回のレターでは、9月10日(日)に第1回がはじまる「答案練習場」の全体スケジュールをご紹介しました

最後に、

「答案練習場」の参加のしかた・・・については、次回以降のレターで具体的にご説明します

と書いていたんですが、僕の書き方が十分ではなかったです
答案もそうですが、すべてのドキュメントは「内容を読み飛ばされた」ことを読み手のせいにすることはできなくて、改善できるのは書き手である自分の書き方だけですよね
今回は、書き方もさることながら、

「来週10日(日)からはじまるのにまだ募集してないの?そんなことがあるはずはない、もう募集は終わったんだな」

という、現実と認知のズレを招来させてしまったんんじゃないかと反省しています
その反省をふまえつつ、本日のレターでも参加受験生を募集するためのご案内を続けます

前回のレターでお示ししていた「答案練習場」セカン・ドシーズンの全体スケジュールでは、最も肝心なことをお伝えし忘れていました (汗)
これはファースト・シーズンからの大きな変更点でもあるのですが、

セカンド・シーズンは、論文式試験の本試験当日を、答案練習場の「第41~44回」とします

「なんだ、単なる考え方じゃないか」と思われるかもしれないのですが、直近10年分の過去問での答案練習と、本試験を地続きでとらえてほしいので、このようにスケジュールとして明示することにしました
本試験当日は、僕も添削担当者も(今年と同様に)当日中に出題された本試験問題の答案を作成することに加え、さらに来年度は、本試験の2週間後をメドに答案講評回もやろうと計画しています
この本試験後の答案講評までに参加受験生には本試験の再現答案を提出してもらって、僕らの答案例と合わせて過去問の全40回と同様に答案講評をやりたいです
あくまで試験の公告前の仮の予定であり、スケジュールの変更を含めて詳細は第3学期の参加受験生にお伝えするとして、

「本試験の4通=答案練習場の41~44回」

という重要コンセプトは今から理解してもらえればと思います
これは、本試験が練習というよりも、毎週の答案練習を本番だと思って、渾身の1通を提出してもらいたいということです
もちろん、毎週の過去問練習はどれだけ失敗してもいいですし、いろんな状況を想定した上でチャレンジしてもらってOKなんですが、本番同様の緊張感で臨んでもらえればと思います
「答案練習場」ではその週の問題を日曜の朝に出題するのも、可能な限り本試験当日のタイムテーブル通りに解いてほしいからです
たとえば、特許・実用新案の問題Iが出題されたら、10時からスタートして11時には終えてほしいです
同様に、
特実の問題IIが出題された日は11時からスタートして12時には書き終える 意匠が出題された日は、13:15からスタートして14:45には書き終える 商標が出題された日は15:30にスタートして17時に答案を書き終える
このように、毎週日曜日は本試験と同じタイムテーブルで過去問演習をやることをオススメします
そのほか、本日のレターでは「答案練習場」の特長を1つずつご説明します

1. 答案練習場に参加した場合の、毎週のスケジュール

まずは、「答案練習場」に参加した場合の標準的な1週間をご説明しますね
上述した通り、毎週日曜の朝、7:30にメールにてその週の出題をします
実際に答案をいつ書くかはおまかせしますが、答案作成の制限時間は、

特許・実用新案:1通60分 意匠・商標:1通90分

で書いてもらいます
また、答案作成の際、

(1). 解答スタートから答案構成まで (2). 答案構成から答案作成まで

に要した時間は、答案構成用紙 or 答案用紙に必ずメモして、見せてもらいます
制限時間をオーバして最後まで答案を完成させて提出してもらってもOKですが、その場合は制限時間内でどこまで書けたか、わかるようにシルシをつけてもらいます
書き終えた答案は、
・スマホで撮影 ・スキャン
のいずれかの方法で参加受験生にPDFファイルにしてもらい、グループウェア上で提出してもらいます (以後の答案のやりとりも、すべてグループウェア上でおこないます)
答案提出が確認できたら、その週に出題した問題について、解説講義を個別にご案内します

2. 解説講義は、今年の出題をふまえて、すべて新たに撮りおろした最新版をご案内します

解説講義は、すでに昨シーズンに直近の本試験10年分を含めて44本撮り終えていますが、こららを使いまわすことなく、新たに収録し、ご覧いただきます
今シーズンの解説講義では、その週に出題した問題の解説に加えて、復習用の過去問にも言及しています
復習用の過去問」は、直近10年分の過去問を除いた、平成14~25年の過去問の中から、その週に出題した問題の類題を1・2通分セレクトしています
この復習用の問題は、昨シーズンも解説講義の全40回のすべてで示してはいたのですが、

「答案構成だけでもやっておいてくださいね」

というだけではバッチリ取り組んでくれるほど甘くはないという現実を見つめ直しまして、その週に出題した過去問との共通点・類似点を中心に、答案構成を含めて各回の講義の最後に毎回解説します
今年の本試験の特許・実用新案 問題IIで出題された「膵臓疾患治療剤事件」についても、平成15年の特許・実用新案 問題IIで1度出題されていたので、復習問題まで取り組めていれば明らかに有利でした

「書いた答案の復習が合格を確実なものにする」

というのは、昨シーズンも繰り返し強調していたことでもあるものの、今シーズンはさらに類題の演習にまで手を伸ばした復習をうながしていきます
なお、昨シーズンの解説講義は毎回75分前後に収めていましたが、今回は復習問題についても言及するため、もう少し長くなる見込みです
再生時には最大2倍速で受講できますので、必要に応じてスピードを調節しながら視聴してもらえればと思います

3. 令和5年の法改正に対応した最新の答案例を配布

答案が提出された際には、解説講義と合わせて僕が書いた答案例も毎回シェアします
この答案例は、全40回分すべてについて、令和5年の法改正に対応した最新版をシェアします
この答案例は、僕からの「この問題の答案はこう書いたらどうでしょうか」という1つのメッセージであり、解説講義では、

・どうしてこのような答案構成にしているのか ・この部分はどのうしてこのような表現になっているのか

という細部について、自らの考えを詳細にお伝えしています (誰かが書いた答案を批判する解説講義なんてポイズンだと思っています)
いずれの答案例も、1通あたりの文字数は2,000字前後で、本試験の答案用紙4ページに収まることを実際に書いて確認しています (解答用紙の4ページに収まらない答案なんて、単なるレギュレーション違反だと思っています)

4. 講義・答案例の質問も無制限に受け付けます & 直接回答します

「答案練習場」では、もし講義内容や答案例の記載について分からないことがあれば、参加中はいつでも質問ができます
昨シーズンの実績でいうと、参加受験生からの質問への回答は、通常24時間以内に完了しています
昨シーズンは通算で300回を超えるの質疑応答の蓄積がありました
他の参加受験生との質疑は、参加受験生あれば誰でも見ることができますので、重複する質問を避けることができますし、他の受験生の質疑からも学びを得られるようにしています
回答は解説講義を収録し、答案例を書いた僕が直接返しています
質問に対して、別の知らない誰かが回答、しかも待たされるみたいな摩訶不思議は生じません

5. 添削は提出された週に返却

次に答案の添削についてですが、毎週の答案の提出締め切りは水曜21時です
この時間までに提出された答案は、その週の金曜25時までに添削し、PDFファイルにて返却します
添削した答案の見本も、昨シーズンの参加受験生の答案を載せますね
(提出してくださった受験生の許諾を得て引用しています)
なお、昨シーズンは期限を過ぎた答案も添削しましたが、返却時期についてはお約束はできません
毎週コンスタントに答案練習を続けることが大切ですので、期限内で提出できるように、スケジュールの調整をお願いしますね

6. 添削はオリジナルの配点表に基づいて毎回採点

提出された答案の採点は、すべての回についてオリジナルの配点表にもとづいて評価します
オリジナルの配点表というのは、一例を示すと以下の通りです
答案の採点については、
という過去記事にも書いた通り、元試験委員の公表された証言を参考にして、配点表を作成しています
実際に自分が受験する、次の本試験で答案がどのように採点されるかは、現時点でわかりようもないものの、合格ラインを確実に超えてると推定される答案例を要素に分解しつつ、「書いている/書いていない」が1~3点の幅で加点・減点できるようにしています
もちろん、添削・採点について不明な点がある場合の質問も受け付けています
その質問に対しては答案を添削した担当者が直接回答します
講義・答案例・添削・採点について生じた受験生の疑問をゼロにしたいのは、僕らの共通の願いでもありますから、積極的に対応しています

7. 毎週の答案講評にて、参加受験生の答案をレビュー & 受験勉強の方針を指南

さらに毎週、その週に提出してもらった答案から2通ほどピックアップして、添削した答案の講評をシェアしています
添削の講評は添削担当者と僕との2人で毎週末に収録し、

・添削/採点の意図 ・出題した問題の難易度 ・今後の受験勉強の指針

を話しています
セカンド・シーズンは新たな取り組みとして、答案講評においても復習問題について毎回寸評することにしました
添削する答案は直近の10年分ですが、(平成14~25年の)より古い本試験問題にも取り組んでもらいたいので、さらに手厚いフォローをしようと意気込んでいます

8. 出題した問題に関連する短答本試の問題をアナウンス

これもまたセカンド・シーズンの新しい試みとして、毎週出題した問題に直接関連する短答式試験の過去問も、適宜アナウンスしていきます
ご存じの通り、過去23年分の短答式試験の過去問を全肢解説するという無謀なチャレンジを今まさにやっている真っ最中(汗)なのですが、そのおかげで、

短答式試験の正誤判断の力は、論文式試験の答案完成力に直結します

という実体が、ジワジワと具体的に見えてきています
一例として、これも上述した「膵臓疾患治療剤事件」でいうと、直近10年間で2回、過去23年分まで範囲を広げると4回、短答式試験で出題があります
同様に、今年の論文式試験の特許・実用新案 問題IIにおいて出題された、試験研究のために生産した物の販売行為が特許権侵害になるかも、平成14年以降の短答式試験で過去2回出題されています

「短答ができるようになれば、論文の実力が上がる」

こと自体は、一度は聞いたことがあるとは思いますが、短答式試験と論文式試験の重なりを1つ1つ示せれば、より実感がわきますよね

・この問題が解けなかったのであれば短答式試験のこの過去問をやっておきましょう ・この問題は過去に短答式試験でも問われています

といった、極限まで具体的な指摘を、過去問を個別に示しながら言及していきたいと思います
どのタイミングで短答の過去問についてお伝えするかはスタート後に試行錯誤しながら決めていきますが、合格をより盤石なものとするために、受験生の実力の強化ポイントを昨シーズンよりも増やしていきます

9. 毎回の費用は完全後払いで参加していただけます

以上、来週10日(日)からスタートする「答案練習場」セカンド・シーズンに参加した場合の1週間のスケジュールともに、
・ 令和5年の本試験をふまえた、オール撮りおろしの解説講義40本 ・ 令和5年の法改正に対応した最新の答案例を毎回配布 ・ 参加受験生からの質問には回数無制限 & 直接回答 ・ 期限内に提出された答案はその週に添削して返却 ・ オリジナルの配点表に基づいたキメ細かい採点 ・ 答案の全体講評も別途収録して毎週シェア関連する短答本試の問題をアナウンス
という7つの際立った特長をご紹介しました
しかも、これら7つの特長をそなえた「答案練習場」セカンド・シーズンへは、完全後払いで毎回ご参加いただけます
解説講義、添削された答案、答案の講評に万が一ご満足いただけない場合にまで、あなたに費用を支払っていただくわけにはいきません

最後まで続けられるか分からない、内容が満足のいくものかわからないのに、最初に勢いでバーンと何十万円も払って、支払ったことを後悔することはあってはならない

そう考えているので、昨年来、このようなスタイルで運営しています
かといって、

「論文式試験に合格したら、費用の一部を返金します」

というのもまどろっこしいですし、まとまったお金を受け取るのはリスクもあるので、この意味でも都度払いは健全です
また、昨シーズンもそうでしたが、

「参加したけど今年の論文式試験に合格していました」

という受験生も複数いらっしゃいました
めでたく今年の論文式試験に受かっていた場合は、3回目以降は晴れて卒業してもらって全く問題ございません (むしろ、今年の合格を心から望んでいます)
こうして今年の論文式試験に合格していく受験生のために、今シーズンは追加の参加特典として、

10. 口述過去問の質問対応

特別におつけします
正直、口述試験の過去問集って、

この答えで本当に正しいの?」 「こうやって答えてもOKでしょうか?」 「この回答だと法改正に対応してないんじゃ・・・」

といった疑問が生じることもあると思うんですよね
そうした口述対策の疑問にもまとめて直接応答しますんで、
「答案書いても、今年合格してたら提出した2通分がムダになるよな・・・」 「そうは言っても、フタを開けてみないと自分が合格してるかどうかは分からないし。。」
と、迷ってる気持ちはズバッと断ち切って、どうぞご参加ください
費用についてはもう1点、「答案練習場」の参加には毎回のお支払いとは別にシーズン(全40回)を通じたエントリィ料をお支払いいただいています
このエントリィ料も、今年の論文式試験の合格発表後になお参加を継続する場合のみのお支払いとなるよう、支払いのタイミングを後ろ倒しにします

というわけで、今シーズンの「答案練習場」の全体像はご理解いただけましたでしょうか?
第1学期からの参加募集は明日6日(水)から3日間、9月8日(金)までとしますので、「答案練習場」の参加にご興味があれば、エントリィ方法に関する明日のレターでのアナウンスをこのままお待ちくださいませ
「答案練習場」に参加ついて新たにおたずねになりたいことがあれば、下記のリンク先から直接どうぞ

匿名で質問する ⇒ https://benrishi.medy.jp/ask (ご質問は現役の弁理士試験の受験生のみからに限らせていただきます)


それでは、本日も最後までお読みくださいましてありがとうございました
追伸:
今回のレターも、随所にハイライトを入れてより伝わりやすいメッセージにしました
メールの末尾の、
をクリックして、ブラウザにて完全版を読んでいただければ幸いです

匿名で質問やリクエストを送る

※登録・ログインなしで利用できます

記事をサポートする

記事をサポートする

感謝・応援の気持ちのチップを送ることができます。 【つぶやけない話】弁理士試験の出題予想の継続運営を支えましょう。

※登録・ログインなしで利用できます

メールアドレスだけでかんたん登録

  • 新着記事を受け取り見逃さない
  • 記事内容をそのままメールで読める
  • メール登録すると会員向け記事の閲覧も可能
あなたも Medy でニュースレターを投稿してみませんか?あなたも Medy でニュースレターを投稿してみませんか?